ハーレーのアイドリング調整について

ハーレー

古くから多くのライダーたちに愛され続けているバイクとして、ハーレーは非常に有名です。走行性能の良さや自分らしくパーツを取替え、取り付けることができる点も人気の理由のひとつでしょう。そのようなハーレーですが、何の整備もせずにいたら、走行性能は徐々に悪くなり、何らかのトラブルを引き起こし、重大な事故へとつながることもあります。 日々整備しながら走行することが必要です。
そのようなハーレーの整備のひとつとしてアイドリング調整があります。アイドリングとは、スロットルを閉じた状態でエンジンを回転させている状態のことです。エンジンの調子が悪いと、走行状態よりもアイドリング状態での方が異常を察知しやすいです。

異常を察知したならば、アイドリング調整を行い、バイクの状態を正常に保つ作業が必要となります。アイドリング調整はさほど難しい作業ではありません。まずは、エンジンを暖気以上に温めておくことが必要となります。しかし、エンジンがかかったまま調整作業を行うことはできないので、温めて作業数十分前にエンジンを停止させ、ある程度冷めるのを待つとよいでしょう。ネジの形に合い、長さが十分にあるプラスドライバーがあれば準備完了です。アイドリングの調整スクリューは、キャブの右側奥にあることが多いでしょう。回転が低くて止まってしまう場合には、回転数を上げるために、スクリューを時計回りに回します。

8分の1回点ずつ回して、回転が安定しているかを確認すると行いやすいです。回転数を下げたい場合には、反時計回りにスクリューを回します。こちらは、8分の1ずつ回しますが、回す前に常に4分の1反時計回りに回してから調整することが必要です。

これらの調整で安定しない場合、部品の消耗やエンジンの不調が考えられるので、専門家へと相談することが必要となります、